バカナガを英語と仏語でなんというか?という必要にせまられて、ネット検索を試みた。
結論から先に書くと、英語では
wader です。 フランス語では
échassier.
日本語では英語風にウエーダーと釣関係では言ってるようですが、建設現場でこれを着用せざるえない職人さんたちは、バカナガ(馬鹿に長いの略)とのたもうておられます。
いつものbad で wrong な英語文サイトを見てもらうと、「もの」は理解いただけるかと思います。
http://blog.goo.ne.jp/hisamtrois_e/e/56a4c185f06b03d59e4720454b58d9a7この
waderは、大修館のG4で当たると(あ、岩波がぼろぼろになったんんで、内容も現代ものを相手にすると不満が多くなりましたので、取り替えました。1995年にLAにも持っていったものだから、もう古すぎるといえば、古すぎるんですね。辞書をとりかえた理由はそれだけじゃあないんですが、それは別に
書きましょう書くかもしれません。)
「(名詞)1.(countable)= wading bird. 2. [~S](釣人用の)防水長靴、防水ズボン。」とあります。
で、 wading bird 渉禽(しょうきん)類の鳥《ツル、サギなど》とあります。これに続いてwading pool [米](公園などの子供用の)浅いプール。 もとの動詞のwade は[水の中を]歩く、[ぬかるみ・雪の中を]苦労して歩く。歩いて渡る。米語だとニュアンスが、もうひとつ未開地風になって、「浅瀬などをバシャバシャ歩く=英語ではpaddle >> 当然上記の子供用のプールは英語だと paddling pool」になる。
“wade”の熟語もけっこう面白くて、wade in は、「猛攻する、言葉でくってかかる、勢いよく仕事を始める、(意見ななどで)干渉する」ですし、wade into は、ほとんど同じ意味に加えて「<食事を>がつがつ食べる」になり、wade through となると、「(長々しい)書類・(退屈な)デスクワークを時間をかけて処理する」。なんか、日常、日記を書くのに役に立ちそうな単語ですねえ。
“
échassier”の方は、大修館のスタンダードによれば、短く「(男性名詞)1.渉禽、(複数だと)渉禽類、 2.竹馬に乗る人」とあります。もとの名詞のéchasse は「(女性名詞)1.竹馬、たかあし 2.~ d'échafaud 足場丸太」とあって、防水長靴・ズボンは載ってません。でも、ネット検索をフランス語でかけて、image を見ると、ほとんどが竹馬芸人の写真と、水鳥の写真がづらづらと出てきて、間に数枚、wader が載ってるから、辞書にはないけど、レシャシエは「これ」を指すと見てまちがいないようです。でも「足場丸太」が載ってるのに「ウエーダー」が載ってないというところが、汗と埃の匂いに乏しい日本のフランス語辞書らしいですねえ。lololol. トリビアついでに書くと、足場に相当する
échafaud は、フランス革命じゃ日常語の「処刑台」です。昔は常設ではなかった「舞台」もそう、今でも足場は用済みになったら取り払われますもんね。(書くだけ書いてアップするのを忘れてしまった下書きもそうかもしれない。lololol)
で、面白い写真が、“échassier”にまじってた。
これです。


140504capture03.jpg
140504capture02.jpg
一応訳しておくかな。
このどちらを選ぶか難しかろう。
ま、いずれにしても、でっかいなあ。
ね!フランス語の商品解説の最後が Ou pas. で終わってるのが、なんともいい味をだしてます。
うん、これで、Cakeater 反古守阿寒翁もこの記事を閉じよう。
Ou pas.追記:最初「猟師用ふんどし爺様モデル」って誤変換してた。これじゃあ、もろ変態猟師になっちゃいますね。LOLOL
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- 2014/05/05(月) 15:53:56|
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