リコーのCXシリーズの場合はCX5から、始った超解像処理というのがある。
ようするに、ソフトで写った画像の画質を上がったように見せる技術である。
いままで、ボケていたものが輪郭が鮮明に色がくっきりとでてくるように、画像を構成するドットを補ってくれる技術というのが荒っぽい説明となるか。
とにかく、手に入る写真の画質は確かに今までより向上しているのです。
その結果、実売2万円弱の安コンパクトズームの300ミリレンズで、三十メートル先の猫の眼の表情が記録できるようになったのですね。
http://blog.goo.ne.jp/hisamtrois_e/e/17a5ba05bd275d57c8be8b2ad29bd322http://blog.goo.ne.jp/hisamtrois_e/e/462ad124d39b1d5bdd23cd131d4fa50e
この技術が洗練されていくと、コンパクトカメラで600ミリ相当とか1200ミリ相当とかの望遠ズームが手に入ったかのような、写真が撮れる=手に入るようになるということです。
しかも、実際は200ミリとか300ミリの望遠ズームで撮るシャッタースピードでです。
これは、停まっているものを撮るのには非常に便利になる技術です。
それと、とりあえず28ミリとか35ミリとか50ミリ相当の広角、標準レンズ領域で撮っておいて、後で、
トリミングして写真にするということが普通になるかもしれません。自分の得意なレンズの焦点距離のままにしたままで、とりあえず撮れるというのは、かなりに記録としてだけ見れば便利です。
写真表現としては、なんでも28ミリで撮ってしまって、あとはトリミングというやり方は、レンズ焦点距離の被写界深度の違いによる表現力(かなりに魅力的なもの)を失うということでもあるので、あくまで記録としての便利技術なのですが。
監視カメラには究極のソフト技術といえましょう。そう、もともとは、動画の世界の用語だったんですね。
超解像 super-resolution という言葉は。
いやあ、長生きしてよかったなあ、と思う瞬間ですね。
え?きれいに写ってるというだけで、幸せになる人間かって?
はい、そういう単純人間です。猫撮りの久光っていうジジイは。lololol
- 2012/09/09(日) 19:38:05|
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